今日でベスト4が出揃う第105回全国高等学校野球選手権記念大会の群馬県予選。
昨日は、健大高崎と樹徳が既にベスト4に進出済みですが、果たして残り二枠は、どうなるか?
2回戦でシード校だった商大付を破り、3回戦も古豪前橋を13-1で5回コールド勝ちして勢いに乗る公立の雄伊勢崎清明VS群馬の私学3強桐生第一戦は、コールド決着だけは止めて欲しいと願いつつ観戦。
群馬の高校野球を知っている人ならば、100-0で桐生第一の勝利を予想していたことでしょう!
桐生第一も健大高崎と同じく、コースに逆らわない逆方向への強い打球をガンガン打ち込み初回表の攻撃でなんと5点奪取。
このレベルでないと甲子園へ行っても勝てないことを証明しておりました....
が、しかし一塁塁審のホームタウンディシジョン気味に助けられ、何と伊勢崎清明が2回の裏に6-6への同点へ。
物凄い展開に野球の楽しさ、高校野球の「ありえないことはない」という原点を見つけることができました☆彡
それでも桐生第一は、7回表の攻撃時に12-7と5点リード時点ですら送りバントで一塁走者を二塁へ送る、8回にはスクイズで13点目を奪取など、正に堅実な采配も光り、終わってみれば力の差が歴然の結果となりました。
8回14-7で7点差でやはり恐れていたコールド負け....
桐生第一は勝ったものの、投手陣を立て直し不能ならば、健大高崎には勝てないだろうな。
そしてベスト4、残り1枠を掛けて夏に滅法強いものの2022年は、この準々決勝で優勝した樹徳に敗れた前橋育英VS春4強の最古豪で最後に残った公立校前橋商。
第一試合が、ノーガードの打ち合いだったことが、影響?したのか不明ですが、なぜか点が入らない貧打線且つ投手戦。
守りも素晴らしい両者は、全くの四つ相撲で先が見えない0-0後進でしたが、8回表までで育英が2点のリードを奪うとその裏の回に前商が3-2と逆転!
育英は、9回表の攻撃のみとなりまさかの敗退となりました。
前橋育英の敗因は、初回の2アウト満塁での無得点&投手交代のミス。
そして前橋商の勝因は、2番手ピッチャー清水君のデキが素晴らしかった☆彡
これで2023年夏のベスト4は、健大高崎・桐生第一・樹徳・前橋商となりました。
現時点での優勝確率は、健大高崎90%・その他10%といったところでしょうか。
いやぁ~育英が、2年連続で準々決勝で負けるとは....野球は本当に面白い!