ポスティングをするのが、初めての方などは
「ポスティングってただチラシ配るだけでしょ?」
と勘違いされる方がいらっしゃいますがポスティングで大事なのは
『配り終えた後』です!
ポスティングは一度の配布だけでも効果を得ることはできますが、短期的な反響では企業の永続的な利益にはつながりません。
継続的にポスティングをしていくことで地域における『ブランド力を高める』ことまでできるのです!
今回はポスティングにおける『配布後』について解説していきたいと思います。
ポスティングはまさに情報戦!
一昔前まではポスティングといえばまさに『バラ撒き』でした。
大量に印刷しとにかく大量に撒く!
広告宣伝方法が少なかった当時は、これだけでもかなりの反響があったそうです。
しかし現代では、 リスティング広告や、SNS広告など様々な広告宣伝方法があるためにただばら撒くだけでは反響を得ることは難しくなっています。
そういった時代背景によりポスティングもただ配布するだけでなく『情報』を武器にした現代のマーケティング戦略を用いたものへと変化して行ったのです。
チラシを配る前には「いつ」「どこの」「誰に」「何を」「どんな風に」伝えたいのかを考えてデザインを作成しますよね?
その上でポスティングを行うと思います。
しかし残念ながら、ポスティング後に何もしていないという企業が多いのです。
ではポスティング後にはどんな情報を得られるのでしょうか?
それは『反響結果』です!
ポスティングをすると必ず宣伝した商品・サービスに対しての「お問い合わせ」や「注文」など必ず反響があります。
その際に正しくデータを取れていれば今後のマーケティング戦略において非常に役立てることができます!
特に『反響率』は重要なデータです。
反響率は配布枚数÷反響数で出すことができ、広告業界ではCVR(コンバージョン率)と言ったりします。
もちろん毎回、ポスティングの反響率は必ず何件というものではありませんが、反響率を把握しておけば、次回以降『得たい反響』に対して配布枚数を決めることができ、予算内で広告宣伝したい場合に役立ちます。
また、下記のように5W1Hでのデータ収集も非常に重要なデータです。
「いつ」⇨クリスマスシーズンや年末年始など季節性のあるシーズンだったのかどうか、また配布してすぐに反響があったのか
「どこで」⇨住所
「なぜ」⇨ポスティングによる反響なのか、HPからなのかなど
「どんな人が」⇨性別、年代、
「何を」⇨どの商品・サービスを注文したのか
「どのくらい」⇨注文数
といった具合です。
具体的な例としては、ポスティングしたエリアの中でも反響が出やすいエリア、出にくいエリアというものが必ず出てきます。
エリア毎に住んでいる人の住民性は異なります。駅の近くなら若い人が多いし、離れれば一軒家など家族が多い世帯が多いです。他にも学校が近くにあるのか工業地帯や団地エリアなどです。
例えば駅の南側の方で反響が多かった場合には、次回以降、南側を中心にポスティングしてみようと言った具合です。
シーズンの情報なども取っておくと来年以降役立つでしょう。
またどこからの反響かがわからないと PDCAを回すこともできず、改善のしようもありません。
注文者の年齢層のデータも非常に重要です。例えば高年齢層に訴求したいのに反響が思ったように得られていない場合はチラシの文字が小さすぎて読めないなどの問題がある場合があるからです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
このように反響から得られるデータをしっかりと収集しておけば今後の企業戦略において非常に役立つことは間違い無いのです。
反響から得られる情報を駆使して反響率を高めることで、満足のいく広告宣伝ができるようになると思いますのでぜひ試してみてくださいね!
クラシードグループでは、全国展開しているグループ全体での蓄積したポスティングデータを活用し、より効果的なポスティング方法をご提案いたします。
ポスティングを検討中なら是非一度ご相談ください!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました☆彡