一昨日の岸田首相の年頭会見には、驚きを超え最早、彼は日本経済が全く見えていない丞相で且つ、この人にこの国を任せて良いのだろうか??といいますか、他に人材はいないのだろうか?と呆れてしまいましたね....
発言の内容としては、「連合が春闘で5%程度の賃上げを求めていることを踏まえ、物価上昇率を超える賃上げの実現を経済界に要請する。そして今年の春闘で、ぜひインフレ率を超える賃上げの実現をお願いしたい。」というものが趣旨。
要は「上がる物価以上に給与を上げてね!」というお願いなのでしょう。
支持率が危険水域に入りかけていて、死に体な政府のトップがお願いしたところで、企業としては「はいそうですか。給料上げます!」とはなりませんよね。
それなりの賃上げに持っていける材料を用意して「これがあるから賃金を上げてね!」と言えば可能性は、まだゼロではないでしょうが、何もお土産が無いのにお願いするだけでは、企業側も呆れるだけではないでしょうか。
そしてその賃上げがあるので、増税しても大丈夫だというのが、岸田総理の考えなのでしょうが、前提となる賃上げが達成できず、物価が上がり続ける中で増税だけするのであれば、ますます国力は落ちていき、国民の意識も下がっていきますよね。
この年頭会見を見て2023年の日本が、心底不安に陥りました。大丈夫か??