ポスティングチラシを作る際や広告制作の際、悩みがちなのがキャッチコピーですよね。
有名なキャッチコピーとしてはJR東日本の「そうだ、京都へ行こう!」やリポビタンDの「ファイト一発!」などは、人々の心を掴んだキャッチコピーとして有名です。
このようにその商品やサービスを思わず使いたくなるような一言がキャッチコピーです。
キャッチコピーは、チラシを受け取った人のほとんどが最初に目にする部分です。
だからこそチラシの反響率を最大化するためにはいいキャッチコピーを考えることが必要不可欠です。
この記事ではチラシの反響率を高めるキャッチコピーの作り方について解説しました。
いいキャッチコピーが思いつかないという方はぜひご覧ください。
ターゲットを明確にしよう!
まずは自分が売りたい相手が誰なのかを明確にしましょう。
ここで注意して欲しいのが自分本意でチラシを作らないことです!
自社の商品・サービスの強み・すごさみたいなのを全面に押し出したチラシを見かけることがありますが、これが一番やめたほうがいいです!
なぜならほとんどの人はあなたの商品・サービスに対して興味があるわけではないからです。
だからこそ視聴者の悩みや欲しているものに共感してあげるようなキャッチコピーが効果的です。
例
「もう髪を痛めない!誰でもうるつや髪に!」
「成績アップの近道教えます!無料体験授業受付中!」
またキャッチコピーと本文に一貫性があることも重要です。
例えば美容院のチラシで紙のダメージケアに関するキャッチコピーにしたのに本文では豊富なカラーを宣伝していたりするとチラシ全体で何を伝えたいのかわからなくってしまいます。
ターゲットを明確にしていればこのような失敗を防ぐこともできます。
またチラシによってターゲットを変えてキャッチコピーを作成することも効果的です!
例えば学習塾の場合、
勉強ができる学生の場合…良い大学に行って欲しいから学習塾では受験対策やより高度なレベルの勉強をさせたい。
勉強が苦手な学生の場合…成績をあげてあげたい。授業についていけているかが不安なので親身になって教えてくれる先生がいる学習塾に通わせたい。
中間レベルの学生の場合…成績あげたいし、苦手な部分はじっくりと時間をかけて教えて欲しい。
このように学生の学習レベルによってニーズが異なることがわかるかと思います。
基本的には中間層をターゲットにしてキャッチコピーを作ったほうが需要が多く、集客はしやすい傾向にあります。
しかし、競合他社が密集していたり、供給過多のビジネスを行っている時にあまり現状のポスティングチラシで思ったような効果が得られていない時にはターゲットをずらすことで集客できる場合があります。
例えば、勉強が苦手な学生をターゲットに「親身にわかるまで教えます!」とキャッチコピーを作成し、勉強ができない子でも安心して通えるようにすることで勉強が苦手な子でも集客することができるのです。
逆に、過去の高学歴学校への進学実績を押したり、受験対策などの内容を全面に押すことで勉強が得意な子を中心に集客することもできます!
勉強が得意な子供を自社で囲うことができれば、「頭いい学生は皆あそこに行っているよね」という状況を作り出すこともできるのでおすすめです!
企業、店舗の戦略によって集客したい顧客層は異なるので経営計画や経営理念から適切なターゲットを選定しキャッチコピーを作成しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
キャッチコピーを考える際はターゲットを明確化し、ターゲットの悩み・ニーズに合わせたキャッチコピーを作りましょう。
そうすることでチラシの反響率を上げられるだけでなく、狙ったターゲットに絞った集客も可能です。
それぞれの企業の経営戦略や、集客したいターゲットに合わせてキャッチコピーを考えてみてくださいね!
今回の記事は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!