ここでは、アルバイトスタッフを採用してポスティングビジネスを行う際に、留意しておきたいポイントについて見ていきましょう!
適切にポスティングしてもらえるよう、管理体制をきちんと整えることが大切です。
より事業を安定化させ、収益を拡大していくために、アルバイトスタッフを採用したいと考える人は多いかと思います。
人手が増えれば増えるほど、配布できるチラシの数は増えますし、それと比例して収益も拡大していきます。
ただし、アルバイトスタッフが増えれば増えるほど、それだけマネジメントに気をつかわなければなりません。
なぜなら、管理体制をきちんと整えていないと、サボったり不正をしたりする人が出てきてしまうためです。
そもそも、ポスティングビジネスにおけるアルバイトスタッフは、一般的な雇用契約ではなく、「業務委託契約」によって依頼することとなります。
事業がいつ、どのくらい発生するのかわからないため、そうした契約形態をとるのです。
その点、アルバイトスタッフも稼ぎたいときに稼げることに加えて、事業主としても、仕事があるときにお願いできるため、お互いに利点があります。
あとは、仕事が発生しているときに、きちんとポスティングしてもらうだけです。
しかし、すべてのアルバイトスタッフが、必ずしもきちんとポスティングをしてくれるとは限りません!
特に弊社が行っているようなドアポストへの投函や完全投函など、手間がかかる作業は、くり返しレクチャーしなければ、決して簡単には身につきません。
そのときに、アルバイトスタッフ個人の人間性を責めても仕方ないでしょう。問題なのは、管理体制をきちんと整えていないことにあります。人間というのは、どうしたって楽をしてしまうものです。
性善説ではいけません!
そうできないよう、きちんと準備しておきましょう。
具体的には、「GPS」「20か条」「業務委託契約書」の3つを用意しておきます。最低限、これら3つをあらかじめ準備しておけば、魔が差してサボってしまったり、チラシを捨ててしまったりすることはなくなります。
それでは、それぞれのツールについて、そのポイントを見ていきましょう。
GPSとは、「グローバル・ポジショニング・システム:Global Positioning System)」のことです。その名の通り、衛星測位システムを活用し、位置情報を把握するシステムを指します。
最近では、スマートフォンなどにもGPSが搭載されているため、使ったことがある人も多いのではないでしょうか。このGPSをアルバイトスタッフに持たせれば、いつどこにいたのか確認することができ、喫茶店などでサボることができなくなります。
GPSは、多数の営業マンを抱えている企業でも使われています。個々人の軌跡をたどるというよりは、抑止的に持たせることで、社員を管理しているのです。
とくにポスティングビジネスの場合、クライアントへのアピールにも使えるのでオススメです。
次に、20か条についてです。20か条は、ポスティングしてもらう際に守ってもらうルールです。このように、あらかじめルールを明文化しておけば、「言った言わない」で揉めることもなくなります。また、くり返し読んでもうことでより徹底してもらえます。
最後は、業務委託契約書についてです。すでに述べているように、ポスティングビジネスで採用するアルバイトスタッフとは、業務委託契約を結びます。
その際の必要事項を、事前に契約書として交わしておく必要があります。