投函されたチラシというのは、他の広告宣伝と同様、ソレを必要としてくれる人はごく一部です。
大半の人は、不要なものとして処分してしまいます。
それでも、できるだけ多くの反響を得られるように努力するのが、我々ポスティング業者の仕事となります。
そう考えると、細かい部分への配慮も必要となります。
たとえば、ポスティングする際のチラシの向き。
この向きにまで配慮できるかどうかによって、わずかな差が生じ、反響が変わってくるのです。
もちろん、チラシを投函する際には、受け取る相手から見える向きで投函するのが正解です!
つまり、ポスティングする人から見ると逆の向きにして入れるわけです。
そうすることで、受け取った人が瞬時に内容を把握できるからです。
多くのチラシは、中身を見る前に捨てられています....。
いくら魅力的な内容が書かれているチラシであっても、読んでもらえなければ意味がありません!内容を見ずに処分されてしまえば、反響は得られないのです。
ただ、普段は読んでいないチラシでも、なんとなく目にとまるということはあるはずです。その前提となるのは、読める向きになっていること。
チラシの文字がそのまま入ってくるかどうかで、その後の行動も変わるのです。
通常、ここまで意識しているポスティング業者はないと思います。
当然、手間もかかりますし、加えてドアポストへの完全投函を実施しているので時間もかかります。つまり、まける数が限られてしまうのです。
それでも私は、チラシの向きにまで配慮してチラシを投函するべきだと考えています。それもすべて、依頼元への反響を最重要視しているためです。
いくらたくさんのチラシをまいても、反響が得られなければまいていないのと同じだからです。
加えて、できるだけ丁寧に投函するよう心がけています。
そもそもチラシというのは、必要ない人からしてみると、ゴミと同じような感覚で扱われます。
適当な入れ方をしていると、それこそゴミのように見えてきます。
そのような感覚を抱かせないよう、できるだけ丁寧に投函し、向きもきちんとそろえておく。それだけで、印象は大きく変わります。
そのようなちょっとした心がけで、ポスティングの成果は大きく変わるのです。
これはもちろん、ドアポストにポスティングするときだけでなく、集合ポストに投函するときも同じです。
オートロックのマンションなどは、ドアポストに投函することができないため、必然的に集合ポストに入れることとなります。
そのとき、連続してチラシを投函していると、どうしたって雑になってしまうものです。そうならないよう、向きに気をつけながら、ひとつずつ丁寧に投函していく。それができるかどうかが、後の反響につながります。
また、クレームという観点からも、丁寧にチラシを投函することは重要です!
適当に投函している場合、「もうチラシを入れないでください」「ゴミは持ち帰ってください」などと、クレームが入りやすくなります。そうなると、回収の手間がかかってしまいます。
さらに、クレームをいただくということは、それだけ依頼元企業への印象が悪くなることでもあります。
そうならないよう、できる限りの配慮をし、少しでもクレームを減らせるように努力することが大切なのです。
読みてから見やすい向きを意識し、できるだけ丁寧にそして確実にチラシを投函していくこと。慣れてくれば簡単なことですが、最初のうちは、しっかりと意識しておくことが求められます。