私は度々言ってきましたが、かつて建設業界で20年近く屋根屋の現場代理人や営業、段取師として経験してきました。
当時の仕事を振り返ると次のような点に課題が見えてきます。
・どんなに遠い現場であっても、建設会社とのお付き合いから断ることができず、赤字が膨らんでしまう(一番遠かった現場は、山形県。軽井沢なんて近い方!)
・選挙が近いときには、総決起集会への参加強制を余儀なくされる(特に自民党)
・現場監督の自己都合とそのときの気分によって、仕事の進め方を変更せざるを得ない(現場監督なんざ、そもそも〇〇〇が悪いし、気分屋が多い)
・お歳暮やお中元など、取引先へのあいさつに手間も時間もお金もかかる(日本の古い悪しき慣習に追従しなければならない)
・現金化までに時間がかかる手形での支払いが主流である(手形は悪魔の決済手法。これに慣れてしまうと最悪な目に遭います)
・手形での支払いは、相手先が倒産したらただの紙くずになってしまう(突然、事務所の入り口に弁護士発行の保全手続き書面が貼られ、債権者は大騒ぎ)
・「最終値引き価格(ネット)はいくら?」など、同業者よりも安くしないと仕事がとれない。結果的に、黒字の現場はごくわずかしかない(新型コロナウィルスショックでさらに仕事が少なくなりダンピング要請は横行するでしょう)
・ひとりで現場管理や営業までやらなければならず、マルチタスクで多大なストレスに(ある時には、あまりの忙しさで気を失ってことも....そんな実績もあります)
これらはあくまでも、一例に過ぎませんが、こうした問題点も、ポスティングビジネスであればすべてクリアになっています。
だからこそ私は、自信をもってポスティングビジネスを勧められるのです。
ポスティングビジネスであれば、付き合いなどで遠い現場を担当しなければならないということはありません。
ポスティングは、完全な地域密着型のビジネスなので、ポスティングできる範囲に取引先を限定することも可能です。
また、建設業などにありがちな選挙時の付き合いなども一切ありません。
逆に国会議員、県議会議員、市議会議員などからも直接ポスティングの依頼を受け配布するってことなども日常茶飯事です。
また業界ならではまたの下らない慣習や慣例に捕らわれることなく、のびのびと仕事をすることができます。業界のしがらみも全くありません。
ポスティングビジネスの主役は、事業に取り組むあなた自身です。
現場監督をマネジメントする必要もなく、ポスティングスタッフの管理もそれほ難しいものでもありません。慣れてしまえば、それこそ誰にでもできます。
収入を得るまでの流れについても手形などを使用することもなく、基本的には銀行振込です。そうキャッシュです。
取引先によって支払いサイトが異なるケースはあるものの、大抵は滞りなく支払われます。手形のように、現金化に時間が掛かることもありません。
収入の確保というのは、あらゆるビジネスにおいて基本となります。
基本であるとともに、最重要項目のひとつです。
そう考えると、スムースに支払いが行われるという点において、リスクは少ないと考えていいでしょう。
では、価格の設定についてはどうでしょうか?
この点においても、ポスティングビジネスを行う事業者が決めてしまって構いません。
もちろん、採算がとれる範囲にはなりますし、他社より下げても大きな影響はないでしょう。
むしろ、交渉の材料として、1枚あたり他社より1円低く設定するなどの手法をとれば、営業活動が楽になります。
最初のうちはアルバイトスタッフを使わず、安く受注したうえで、実績を積み上げるのもいいかもしれません。
そして信頼と信用を勝ち取ったら、他社よりも逆に高い価格で受注も可能なポスティングビジネス。実際にそのような戦略で活動している加盟店様もいるのです。
いずれにしても、赤字を我慢して受注する必要はありません。また、やるべきことも決まっているため、マルチタスクに苦労することなく、収益を安定化させながら事業を進めていくことができます。
このように、かつて私が経験した建設業とポスティングビジネスを比較してみると、向き不向きはともかく、より着手しやすいのはポスティングビジネスであるとわかります。ぜひ、他の仕事とも比較してみてくださいね~。
私は建設業から足を洗ってこのポスティングビジネスを始めて本当に良かったと感じています。
嫌な仕事を続けているのならば、今すぐ止めちゃえばいいのに。。。