今日は、久しぶりに長めに車の運転をしましたが、5月中旬から騒がれ始めた、山口県阿武町(あぶちょう)の4,630万円誤送金問題。
連日、やんやのワイドショー騒ぎ。
この話の本質は、24歳の男に阿武町が間違えて振り込んだが、使い込まれてしまった....使い込んではいないがマネロンして懲役行っても戻ったら決済代行会社からお金を引き戻すとか....今日には、なぜか決済代行会社が9割を返してきて摩訶不思議....なことではないような気がしています。
阿武町は、人口が3,155人。
世帯数が1,527戸で、そのうちの463世帯が住民税非課税世帯というのは多すぎるのではないでしょうか....。
3割超えの世帯が、住民税を払えていない現実。。
さらに言えば人口が、1950年に11,000人近くいたものが、今はその3分の1以下となってしまっています。
町の年間予算額は、47億円。
そしてなんとそのうちの15億円が地方交付税ということで、予算の3分の1が国からの補助ということになります。
先日、イーロン・マスク氏がいみじくも「日本は消滅する」と発言して話題となりましたが、まさに阿武町は、消滅に向かって突き進んでいる自治体だと言えます。
日本全国の自治体が抱える共通の問題として認識されることになって欲しいものですよね。
このままでは、限界集落だらけとなり国税をいくら注いでいっても抜本的に何か考えていかなければならないものではないでしょうか??
TV局さんも国会も、本当に本質を捉えて放送、議論をして欲しいモノです。
無理ですが。
日本の縮図なのです。