「集客のためにポスティングをしたいけどポスティングで違法になったりしないかな…?」
と不安な方もいるかと思います。
結論から言うと、ポスティングは違法ではありません。
なぜ違法では無いかというと、ポスティングとは広告物をポストに投函することです。
ポストを設けている時点で外部から配布物を投函されるのを承諾しているとみなされるのです。
よってポスティングに違法性はないと言えるでしょう。
今回はポスティングで違法にならないか不安な方のために過去の判例を踏まえて違法になるケースと、ポスティングによるトラブルを抑える方法についてまとめたのでぜひ最後までご覧ください。
ポスティングで違法になる場合もある
最近では『チラシ投函お断り』、『ポスティング禁止』といったシールを貼っている一戸建てや大型マンションも珍しくありません。
そういった住居に対してポスティングを行った場合、迷惑行為として住居侵入罪などで訴えられる可能性はあります。
実際に過去にポスティングにより違法になった事件もあります。
それが『葛飾政党ビラ配布事件』です。
東京都葛飾のマンションに日本共産党の議会報告とアンケート用紙を配布したことで訴えられ、罰金5万円を課せられたという事件です。
しかし、普通の商業用の広告チラシで違法になった事例はないので安心してください。
違法になるかどうかはその行為に『悪質性』があるかどうかが重要です。
一般的な商業用のチラシポスティングは、古くは江戸時代頃から行われていると言われています。
その間、商業用の広告チラシで違法になった事例が一件も無いことを考えても通常の商業用チラシで違法になる可能性は限りなく低いと言えます。
よってクラシードグループでも『極端な思想の政治関連のチラシ』の他、『公序良俗に反するチラシ(宗教、風俗、パチンコ店など)』のポスティングのご依頼はお断りさせていただいています。
ではポスティングでトラブルを防ぐためにはどうしたら良いのでしょうか?
ここからはポスティングによるトラブルを防ぐ方法についてそれぞれみていきたいと思います。
トラブル防止方法①投函禁止の住居にポスティングしない!
トラブル防止方法②日没後のポスティングは控える
トラブル防止方法③ポスティングスタッフの服装・態度
上記3点についてみていきたいと思います。
トラブル防止方法①投函禁止の住居にポスティングしない!
ポスティングでのトラブルを抑えるために一番大切なのが、『チラシ投函お断り』『ポスティング禁止』など意思表示している住居にはポスティングしないことです。
こういった意思表示をしている人はそもそもチラシを入れても反響は見込めません。
無理してポスティングしても余計なクレームが増えるだけでメリットは皆無です。
よってこういった意思表示のある住居へのポスティングは控えた方が良いでしょう。
トラブル防止方法②日没後のポスティングは控える
やはり日没後のポスティングは控えるべきです。
夜遅くに自宅の敷地内に知らない人がいたら不審に思いますよね....?
夜間のポスティングは、店舗のイメージダウンにもつながる可能性もあるのでやめておいた方がいいでしょう。
トラブル防止方法③ポスティングスタッフの服装・態度
これは先日ご依頼いただいた企業の担当者様から打ち合わせの時聞いた話なのですが、以前、別のポスティング会社に依頼した時に、「怪しい服装の人がチラシ入れて怖かった…」と問い合わせがきたことがあるそうです。
一体どんな格好でポスティングを行っていたのか気になりますが、実際に温厚な人が多いエリアでもこのような問い合わせがきてしまうことがあるのです。
やはり自宅のポストに知らない人が郵送物を入れてくるのを不安がる方もいらっしゃいます。
スタッフの教育管理がしっかりしていない会社にポスティングを依頼してしまうとポスティングによって逆に企業・店舗のイメージダウンにつながる危険性もあるので注意が必要です。
クラシードグループでは、住人の方とお会いした時は気持ちのいい挨拶をするよう教育徹底しています。
僕自身がポスティングする際も
「こんにちは〜!寒いですね〜!〇〇のチラシです!新商品出たみたいなんで是非!」
のように気持ちのいい挨拶+チラシを宣伝することを心がけています。
ポスティング会社に依頼する際はその会社がどんな配布員管理をしているのかを事前に確認することをおすすめします。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ポスティングが違法か不安だった方は普通の商業目的のチラシなら違法にはならないことがお分かりいただけたのでは無いのでしょうか。
ポスティングを依頼する際には、余計なクレームを起こさないためにもスタッフの教育管理をしっかりとしているポスティング会社に依頼することを強くおすすめします。
ぜひいいポスティング会社に依頼して集客に繋げてみてくださいね!