クリミアの橋爆破から一気に緊張感が高まっているウクライナでは、ロシアがウクライナ全土に巡航ミサイル84発の攻撃を一気に仕掛けたことで米や欧州が一斉に非難し、ウクライナ保安局では報復措置として、メドベージェフ前ロシア大統領を指名手配しました。
今後はどうなっていくのでしょうか?
ウクライナ紛争の長期化・過激化は、世界の平和や経済にどのような影響を及ぼすのでしょうか?
プーチン大統領は、今後の核兵器の使用を示唆し、バイデン大統領は「そんなことしたら、お前らを瞬殺するぞ」というような表現で応酬しています。
プーチンが狂っているとすれば核のボタンを押しそうですが、今のところのその可能性は低いようです。
ですが、ロシアは威力0.3キロトン〜100キロトンの戦術小型核兵器(広島は、15キロトン)を限定的に使用すると見られているものの、それらを利用したときのデメリットや放射性落下物のリスクを考えると、簡単には利用できないのではないか、という専門家の判断となっています。
いずれにしても世界平和は、遠い別の惑星の絵空事と化してしまいましたね。