2018年5月24日の夏場所１２日目は、
無傷の11連勝の関脇栃ノ心に、
共に10勝1敗の両横綱、
白鵬と鶴竜が猛追する本場所の分水嶺となった日になりました
筋骨隆々の容姿と闘志をむき出しにした【時間一杯】後の顔を叩くしぐさに傾倒して止まない栃ノ心。
是非勝ってもらいたい一心で観戦
この日の結びの一番で横綱白鵬は、
栃ノ心に対し珍しく立合いが合わずに先走る。
実は、この時にすでに勝負はついていたのかもしれません。
直近の二人の対戦は、昨年の夏場所。
あの時も、そこそこの力相撲でしたが、昨日もそれを彷彿させるような流れに
そして見事に優勝４０回の今の大相撲界の第一人者である、
白鵬を完全に制して、無傷の１２連勝
実は、栃ノ心は白鵬に対しての対戦成績は、
この日まで0勝25敗とまるで幕下相手…。
それでも力勝負からの寄り切りは、
大関昇進は最早確実ですし、優勝にも大きく近づいたことも確かですが、
このまま大きな怪我がなければ横綱すら視野に入ってきそうです
それほど栃ノ心の心技体が、
今年の初場所優勝以前から大きく成長している証です
