ポスティングは、チラシの投函方法だけ注意していればいいわけではありません!
より反響を高め、投函先企業のイメージアップにもつなげるためには、ポスティングをしている本人の対応も重要となります。
特にセキュリティに対する意識が高まっている昨今では、オートロックのマンションが増えているものの、そうでないマンションやアパートは、まだまだたくさんあります。
そうしたところでポスティングをする際には、細心の注意を払うべきです。
たとえば、住民とすれ違った際には、きちんと挨拶をします。
朝であれば「おはようございます」、夕方であれば「こんにちは」、夕方以降であれば「こんばんは」と、住人のほうを向いて声をかけます。
一見、『当たり前のことで当然できるよ!』などという方もおられるかもしれませんが、ご本人以外のポスティングスタッフまで広くこの挨拶は浸透させておかなければなりません。
また挨拶をする際には、サービス名も伝えるようにします。
たとえば、「ピザーラ様」のチラシを配っているのであれば「ピザーラです。よろしくお願いします」などと伝えれば、不審に思われることもありません。
だって受け取る住人は、配っているクライアント様のスタッフかと勘違いしているかもしれませんし、まさかポスティング業者が配っているだなんてご年配の方にはわからないかもしれませんしね....。
またそれよりも怖いのが、何も言わずにポスティングをしていると、不審に思われてしまい、場合によっては出入り禁止になることもあります。そうでなくとも、住民に不快な思いをさせるようなことは絶対に避けるべきです。
黙ってポスティングをしている姿は、見ていて気持ちのいいものではありません。そうではなく、元気よく挨拶をし、「ポスティングさせてもらっている」という感謝の気持ちをもって取り組みたいものです。
不思議に思われるかもしれませんが、きちんと挨拶をしてポスティングすると、反響も変わってきます。おそらく、チラシを見てくれる確率が高まるからだと思います。チラシのチェックというアクションも、挨拶ひとつで変わるのです。
ポスティングをしている人の中には、チラシの内容のみが、反響に影響すると勘違いしている人がいます。
しかし実際は、チラシを投函する人のあいさつや仕草、入れ方、タイミングなど、あらゆる要素が影響しているものです。
そして、そのような認識をもってポスティングできるかどうかというのが、最終的な反響の違いとなって表れるわけです。
極端な話をすると、チラシを配布している人の人間性が、結果に影響をおよぼしているのです。
単純なように見えるポスティングビジネスが、その実、複雑な理由はここにあります。また、ポスティング会社によって反響が異なる理由も同様です。誰が配っても、結果が同じとは限らないのです。
自分がポスティングする場合も、あるいはアルバイトスタッフにお願いする場合も、責任感をもって取り組むようにしましょう。クライアント様のイメージを良くすることが、まわりまわって、お客さまからの反響につながるのです。
少なくとも、挨拶はきちんと行うようにする。それが、キホンのキとなります。