ポスティングに限らず広告宣伝をする際その広告予算が本当に適正なのか考えたことはありますか?
特に認知度を広げたいととりあえず予算をかけて広告宣伝をしようとしている人はちょっと待ってください!!
もしかしたらその広告宣伝費ムダになってしまっているかもしれません!!
せっかく予算をかけて広告宣伝するなら費用対効果の高いものにしたいですよね。
今回はポスティングの正しい広告予算の計算方法や考え方についてご紹介しましたのでぜひ最後までご覧ください。
広告予算の費用対効果を考えるためにはまず広告予算が適正なのかを考える必要があります。
広告予算の決め方にはさまざまな方法がありますが、ここでは一般的で効果の高い2つの方法をご紹介します。
売上目標から予算を逆算する
売り上げの内一定の割合を決めて広告費に充てる方法です。
目標の月売り上げに対してその割合をかけて広告予算を算出します。
例えば広告費に充てる割合を10%と決めたとき、目標売り上げが100万円の場合月10万円が広告予算になります。
損益分岐点から予算を逆算
販売価格から商品原価を含む販売コストを引いた金額を損益分岐点とし、損益分岐点を超えないように広告費用を設定する方法です。
例えば販売価格が1万円の商品の場合、一個商品を売るのにかかる販売コストが6000円だとすると、損益分岐点は4,000円になります。
つまり一つの商品を売るのに4,000円以上の広告費を使ってしまうと赤字になるので広告費の上限を4,000円にするのです。
ただし、このままでは利益が残らないため損益分岐点はあくまで広告宣伝費の最大値とします。
損益分岐点を把握しておけば一件あたりの獲得単価(CPA)が適正なのかが分かり易いので必ず計算しておくことをオススメします。
LTVの考え方から予算を逆算
LTV(ライフタイムバリュー)は、一人の顧客が取引を開始してから終了するまでの期間に企業にもたらす利益のことです。
多くの顧客は一度だけでなくリピートしてくれる可能性が高いです。
つまり一度広告予算をかけて集客できてしまえば、長期的に見ると複数回分の利益を得ることができるという考え方です。
特に学習塾・ジム・エステなどはリピート率が高く、一回の広告予算はLTVを考えて算出することで利益の最大化につなげることができます。
LTVはリピートされる平均回数を一回あたりの広告費にかけて予算を算出します。
例えば一個につき1,000円利益が出る商品が年間10回リピートされるとします。
これが月に100個売れるとすると1ヶ月の広告予算の上限は1,000円×100個=10万円です。
さらに一人の顧客が年間10回リピートする分の利益も広告費に割り振れると考えます。
すると広告費の上限は10万×10回で月100万までの広告予算まで使えることになり、新規顧客獲得のチャンスを増やすことができます。
特にリピート率の高い業種にオススメです。
まとめ
広告予算を適正に保つためには上記で紹介した損益分岐点や予算の上限を把握しておくことが非常に大切です。
広告予算の上限が分からなければ集客できてもそれが妥当な数字なのか分からなくなってしまいます。
一件あたりいくらの利益を残したいのかを考え、それに基づいて広告予算を設定していくことで広告宣伝方法を比較検討ができるようになるのです。
どれくらいの予算でポスティングを行えばいいか分からない方や、より費用対効果の高いポスティング方法について知りたい方はぜひ一度クラシードグループまでご相談ください。
ぜひ費用対効果の高い広告宣伝を行ってくださいね!