私が、住宅街や団地などでポスティングを行っていて強く感じるのは、家庭内の消費を支えているのは主婦であるということです。
共働きやDINKS(共働きで子供を意識的に作らない、または子供を持たない夫婦)が増えているとはいえ、やはり消費のカギを握っているのは主婦であると考えられます。
事実、スーパーの特売日を知らせるチラシが投函された日は、通常よりも多くの人々がスーパーを訪れています。
そしてその大半、いや9割は主婦です。
こうした日々の消費行動によって、日本経済が動いていることがわかります。
言い過ぎ??いえいえ。国内GDPの6、7割が一般消費者の個人消費なのですので。
さて、そんな主婦たちの消費行動は、「新聞よりもチラシを見る」という点に表れています。
新聞そのものをチェックしているのはあくまでも旦那さんで奥さんは、まずチラシを確認しているものです。(うちでもそうですが。)
それもそのはず。日々の出費をいかに減らせるかという課題は、主婦にとって死活問題だからです。
この新型コロナ禍も相まって、いかに日常の買い物を節約できるかは、主婦にとって最大の関心事であり続けています。
恐らく未来永劫ですね。
ですのでチラシの存在は重要視され続けていますし、これからもでしょう。
ポスティングによってチラシを投函することは、少しでも安いもの、必要なモノを求めている主婦たちの心をつかみ、消費行動へと駆り立てるのです。