昨日は、全世界に激震が走りました。
もしかしますとリーマンショック以来の世界同時株安になり、
ややもすれば、それ以上の世界経済への悪影響を及ぼしかねない
非常に厳しい国民投票の結果となりました。
得票率の差が、わずか3.8ポイントとはいえ、その差は、およそ127万人。
ポイント数でみると一桁ですが、数字のマジック。
イギリス国民が選択したとはいえ、かなり深刻な状況に
我が日本もなっていくものと容易に推察できます。
それにしても安倍総理は、凄い!の一言です。
それは、消費税を伊勢志摩サミット時に2年間の延期延長を表明したことです。
もちろん、その当時はこのような事態に陥ることは、おそらく世界中が楽観視していて
『よもやイギリスがEUから離脱することは、ないだろう...』と高をくくっていたでしょうし、
政権与党である自民党も今夏の参議院選挙対策での消費増税見送りを決めたはずですので、
予想はしていなかったと思います。
だから、余計に安倍総理は、【持っている】と感じました。
もしも増税が決行されていたら、日本経済はどん底まで落ち込んでしまったことでしょう。
(東京オリンピックが控えており、そこまでは下振れしなかったかもしれませんが)
いずれにしても、このような事態になった時点で増税延期は不可避だったとも想像しますが、
安倍さんの不思議な力には脱帽です。