2020年3月12日。
の東京株式市場で日経平均株価が、大幅続落しましたね。
節目と言われていた1万9000円をサクッと割り込み、約2年11カ月ぶりの安値を付けました。
Newsなどでは、トランプ米大統領が発表した新型コロナウイルス感染症への対応策に失望感が広がったとの見解が多いようですが、少し違うと考えます。
要は、新型コロナウィルスの影響からシナジー効果で世界同時株安に陥っているのではなく日本自体、2019年の景気が徐々に悪化していた中ですら政府が10月1日に消費税を10%を強行。
そして10月から12月のGDPが、年率マイナス7.1%へ下がり投資家に嫌気をさし、一気に減速感が増していたからなのです。
そして新型コロナが、中国発の第三元寇としてやってきた....というのが正しい認識。
長く株価を見ておりますが、もう株価が上昇する要素はどこにもありません。
正直、落ちるところまで落ちるだろうと予想しております。
なぜならば、今回のコロナショックを端に発した暴落現象は、金融危機が直接作用したリーマンショックとは全く異なり、実体経済を目に見えて弱体化させることだからです。
人の移動ができなくなるとグローバル経済になった昨今、それに慣れ親しんでしまった故に実体経済が悪くなる....猿でもわかるお話ですよね。
まあ悲観論をただ書いていても仕方がないので、これから東京オリンピックが中止延期となっても日本が死なないためには、限時法の施行しかないのではないでしょうか?
消費税を1年間に限定して0~5%に戻す
(GDPの6割が個人消費。個人に消費を促すことによって景気の底上げ、GDPの底上げ→中小零細も持ち直す→株価もある程度戻る。)
もうこれしか無いのではないでしょうか?
早く行っていただきたいものです。
いつまでも見てみないふりをし続けていましたら、本当に日本は取り返しのつかない状態までいってしまいかねません。
最悪は、どん底まで落ちてそこから這い上がっていくのも面白いチャレンジになるかもしれませんが....。