昨日、山形市に本店がある老舗デパート「大沼」が、資金繰りの悪化から経営再建を断念し、1月27日に裁判所から破産手続きの開始決定を受けたとの報...。
昨日の1月27日がHPも最終更新となっておりました。
320年前の元禄13年(西暦1700年)に開業した大沼は、最盛期の平成20年2月期には、120億円の売上を誇っていたそうですが、郊外の大型店との競争の激化などで2019年2月期の売り上げがおよそ74億円まで減っていとようです。
さらに2019年10月の消費税率が引き上げられた後、売り上げは低迷。
10月の1ヶ月間の売上は、前の年より30%以上も落ち込んだとのこと....。
これで山形県は全国で唯一、百貨店・デパートがない都道府県となりました。
今後もこの業界では、この少子高齢化社会からの人口減少に加え、ネット通販や衣料などの専門店との厳しい競争にさらされ、地方や郊外にある店舗の閉鎖が、ますます顕著となることでしょう。