先日、福岡に滞在している時に、ある加盟店様からのお電話で、
「社長!今、大いに悩んでいることがあるのですが、既存のクライアント様のポスティングを請け負っていて、それ以上に新規のクライアント様のご依頼を現状の価格で請け負うべきか否かを悶々としております....。既存のクライアント様へは、これまで以上に反響をお出ししつつ、現状の価格でやらせていただきますが、そこを守るためにはどうしても新規の案件の請負価格を上げざるを得ません....。でもポスティング費を上げ過ぎてしまうと新たな仕事が増やしていけません....。どうしたら良いのかわかりません、、、」とのことでした。
皆様は、『お断り価格』と固有名詞をご存知でしょうか。
前職の建設営業時代に稀に遭遇したのですが、飛込みですぐに現場をやって欲しい!でもこちらの職人が不足し、とてもじゃないが通常の請負金額では受けられないので通常のその価格を大きく超える見積を仕方なく、提示した過去があります💡
これは『お断り価格』と言いまして、「今、他の現場が、かなり忙しくて、仕事を受けるのは非常に難しい状態です。できれば断りたいのですが簡単に断ってしまえば今までのお付き合いの長さや関係性に亀裂を入れてしまい、また今度はこちらが暇な時や、良い現場(粗利率の高そうな案件)、またそれ以上に信頼性が崩れてしまい、次の仕事がもらえなくなる可能性も下請けとしては恐怖なのです。そこで、致し方なくかなり相場よりも高めな価格を提示するのです。それでも宜しければ、急遽急いで外注先を新たに確保したり、急ぎ必要な資材や加工センターなどの施設を増強して対応してなんとか対応します!!」という意味(長くてすみません....)なのです。
従いまして、新規のポスティングのクライアント様に対して、通常通りに受注することは難しい場合には、正直に相手先に申し伝え、この『お断り価格』を提示して対応する旨をアドバイスいたしました🌻
なぜならば、あまりにも無理がある案件を受けすぎれば、加盟店様のメンタルがやられてしまいます。
「反響がなけれな意味がない!」を標ぼうしているクラシードとしましては、お仕事をむやみに受けすぎず、スムースで最大限の反響を巻き起こすポスティングを行えるように活動して参ります🌸